緊急事態宣言が出されてからずっとお休みだったお茶のお稽古が再開されました。
だいぶ忘れているかと思ったお点前でしたが、なんとか手が覚えていたようです。
再開されたことが、とてもうれしく、懐かささえ感じました。
6月といえば水無月のお菓子。このお菓子が食べられることにとても喜びを感じました。
水無月というのは6月に食べる和菓子のことで、白いういろうの上に甘く煮た小豆を乗せて三角に切り分けたもの。
ういろうのモチモチとした食感と小豆がとても相性良く、おいしいです。
もともとは旧暦の6月1日に夏バテ防止に氷を食べる風習があったけれど、庶民は高級品で手に入れることが難しかったために、氷に似たお菓子を食べて夏バテ防止することになったそうです。
また、三角形なのは氷の欠片や角を表し、小豆は邪気払いの意味があるそうです。

あじさいの器に盛られた水無月を見て、6月に入ったのだなと実感しました。
コメント