術後のケアについて
第一子の出産時には4日間陣痛に耐えましたが、結局緊急帝王切開になってしまいました。
経験談はこちら
綺麗に傷口を治すにはテープを貼るといいよと聞いていましたので、一般的なサージカルテープや帝王切開用のケアテープなどを使用しました。
しかし、縦の傷跡の下半分がぷっくりと膨らみ始めました。
病院に行くと肥厚性瘢痕と言う診断で、ケロイドではないけれど、傷口が盛り上がる状態です。
これがかゆくてかゆくて仕方ありません。
体質や、場所にもよるそうで、下腹部の特に下の方は盛り上がりやすいようです。
第2子出産時にはこの失敗を生かして、色々対策をしましたので記事にしていきたいと思います。
まずは、第一子が緊急帝王切開だったために、第二子は予定帝王切開の予定でした。
その予定日の前日に破水して、結局は緊急帝王切開にまたなってしまうのですが、
予定帝王切開のはずだったので、先生に相談をしていました。
第一子の出産後、傷口が膨らみ痒くて仕方ないことを相談し、
「なりにくい縫い方があると聞いたのですが、そのように縫っていただけますか?」とお願いをしておきました。
ホッチキスのような手術跡ではなく、吸収する糸で縫っていただきました。
あとは傷口に良いと評判のテープや対応策を練ろうと頑張りました。
結果、下2センチにうっすらの膨らみぐらいで、
前のようにかゆくならずに済みました。

そのテープは「メピタック」というテープで形成外科の先生もおすすめするというもの。
カサカサのテープじゃなくて、シリコンのしっとりなめらかなテープです。

このテープがとても良かったです。
値段は高いのですが、効果は抜群でした。
術後1年以上は貼っていましたが、合計で2巻くらい使いました。
他のテープはすぐにテープかぶれしてしまう敏感肌な私でも痒くならずに使用できました。
第一子の時はステリテープやマイクロポアテープ、アトファインなど色々試してきましたが、
どれもかぶれたり、ピリピリ感を感じていました。
このピリピリ感がくせもので、乾燥なのか赤く盛り上がるからピリピリするのかわかりませんが気になって仕方ありませんでした。
このメピタックは素材がシリコン素材なため乾燥を感じてピリピリすることがなかったです。
3日に1回くらいは張替えていました。
それ以上付けておくと痒みを若干感じることもあったからです。
特に夏場は蒸れやすいので様子を見ながら貼ってみてください。
冬場は5日に1回でもトラブルはありませんでした。
あとは皮膚が引っ張られないようになるべくガードルを履くことです。
夏になるまでの半年間ぐらいは頑張って履いていました。
また、ショート丈のショーツを履いていると傷口に触れて刺激になるので、おへそまですっぽり隠れるフルレングスのショーツをお勧めします。
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テープを張っていても盛り上がり始めたら、早めに形成外科を受診することをおすすめします。
下2センチはうっすら膨らみを帯びている状態になりましたが、早めに対処したため以前ほど膨らまずに済んでいます。
以前は下10cmほど幅1cmを超えていたので、対処するのとしないのとでは全然跡の状態が違います。
傷口を診てくれる診療科は形成外科になります。
近くに形成外科がなければ、皮膚科でも相談できます。
症状に応じてクリームやテープなど処方してもらえたり、注射やレーザー治療ができたりするところもあるようです。
私の場合は、ヘパリン類似物質のクリームやステロイドのテープが処方されました。
早めに対処することが大切だそうです。
育児が始まるとなかなか忙しいですが、特に半年、1年頃までが勝負の時期なので、綺麗に治したい方には試してみてほしいと思います。
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