パン講師のREIがお届けするパン講座の動画です。
今回は王冠のような形の真ん中にカマンベールチーズを丸ごと入れたパンです。
焼き立てはチーズフォンデュのようにとろりと中からチーズが溢れてきます。
皆様のおかげでYou Tubeを始めて1周年を迎え、たくさんのレシピを投稿してきました。
どれも試行錯誤を重ねて生み出した大切なレシピです。
日々様々な工夫しつつ、家庭で美味しくできるパンを提案しています。
皆さんの家庭でのパン作りに取り入れてもらえたらと思っています。
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動画
レシピ
レシピ
強力粉 180g(カメリヤ使用)
砂糖 10g(大さじ1)
塩 3.2g
イースト 2.3g
(イースト臭さが苦手なためセミドライイーストで作っていますが、インスタントドライイーストでも同じように作れます。)
仕込み水 115〜120g(動画は120gで作っています。初めての方は少なめからスタートしましょう)
バター 18g
成形用
カマンベール1個分
ベーコン 50〜70g(動画では70gで作っています。)
『よりおいしく作りたい方向け』
捏ね上げ温度は26度〜28度推奨
今ある材料が捏ね上げ温度何度になるか確認したい場合には次の式を使います。
捏ね上げ温度 = (水温+粉温+室温) ÷3+5
(私の場合、手ごねでは粉を混ぜ合わせた温度と捏ね上げ温度では5度上昇します。なので+5。
その方の体温、季節によっても変化しますので一度計ってみてください。)
水の温度を決めるときには次の式を使います。
↓この数字は自分の数字を当てはめてください。
水温(仕込み水の温度) = 3(捏ね上げ温度-5) - (粉温+室温)で計算できます。
例)捏ね上げ温度27度にしようとする時、粉温度24度、室温25度の場合。
水温=3(27−5)−(24+25) で水温は17度となります。
暑い時期は水だけでなく、粉も冷やすといった対応をしてください。
また、寒くなってくると仕込み水の温度が高くなりますが、イーストの活性に影響しますので45度を超えないようにしましょう。
ホームベーカリー使用する場合には捏ね上げ温度上がりやすいので、ご注意を。
私の持っているホームベーカリーは夏場14度も捏ね上げ温度上がりました。冷水、場合によっては粉も冷やしてください。
【こね上げ温度が高い場合】
ベタベタしてまとまってこない場合には温度が高いことがありますので、温度を測り高いようならバター入れる前に生地を冷凍庫で1〜2分冷やしても良いです。
最終的な捏ね上げ温度が高い場合には、1次発酵の温度を5度低くして発酵開始してみてください。春や秋の時期だと25度くらいの室温で発酵開始するとよいです。
【こね上げ温度が低い場合】
1次発酵の温度を5度高くして時間も長めに。
大きさが大きくなるまで待ちましょう。
温度を測ることで、よりよい対応を取ることができます。
私は非接触式の温度計を使用していますが、差し込むタイプのほうが表面温度ではなく中心温度を測れるため一般的です。きちんとしたい方は、差し込むタイプのほうが良いと思います。
Ingredients
180g bread flour
10g sugar
3.2g salt
2.3g semidry yeast
115〜120g water
18g butter
1 camembert cheese
50〜70g bacon
一次発酵 30℃ 50分〜 大きさが1.5倍から2倍
/First fermentation 30℃ 50minutes〜
二次発酵 35℃ 30分〜 指で押して少し跡がのこるくらいまで
/Second fermentation 35℃ 30minutes〜
190℃で14分焼成。
/Bake at 190℃ for 14 minutes.
美味しく作るポイント
生地は比較的初めての人でも捏ねやすい生地です。
分割時に底の生地70gその他を6等分で分割してください。
カマンベールチーズは切れていないタイプを用意しましょう。
冷えていると発酵に影響するので、室温に戻しておきます。
ベーコンは動画では70gで作っていますが、包みにくいので慣れない方は50gくらいで調整してみてください。
ぜひアツアツのとろりとした状態を食べてみてほしいです。
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