甘夏の出回る季節になりました。
昔々にピールをつくったことはあるのですが、苦味が強く食べることはできませんでした。
苦味をしっかりと抜くコツがあるので、これから試す方には知っておいてもらいたいところですね。
甘夏は美味しいピールができるのですが、苦味があるのが難点。
その苦味をいかに抜くことができるかがポイントになります。

10分ゆでて茹でこぼしをすることを3・4回繰り返す。
さらに水にさらして2晩、気づいたときに水をまめに取り替えて苦味抜きを行います。
ここで少し食べてみて苦味がまだ強いようならさらに1晩水に晒してください。
水気を切ったらお砂糖を加えて煮るのですが、分量は1個分のピールにつき100gくらいです。
2個分のピールを今回煮ています。
水は入れなくてもピールから水分が出てきます。
焦げないよう注意をしながら弱火で煮詰めてください。
特に砂糖がたっぷりの最初はひとまぜすると砂糖が早く馴染みます。
煮詰まって、透明感が出てきたら完成。
パンやケーキに使うときにはシロップをさっと洗い流して使います。
そのまま食べる場合は乾燥させてグラニュー糖をまぶしたり、チョコレートをかけてオランジェットにしてもOK。
自家製の甘夏ピール初夏の爽やかさが感じられておすすめです。
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